小型犬 トリミング

トリミング

 

現在、都心部を中心にトリミングサロンが増えています。

 

「トリミング」とは、英語で手入れをする、芝などを刈り込んで整えるという意味の「トリム(trim)」が由来の言葉です。

 

犬を「トリミングする」という場合、その犬種の特徴をいかして、バランス良く、よりキレイに見せるために、毛をバリカンなどで刈る「クリッピング」、ハサミなどで毛を切る「カッテイング」、毛を抜く「プラッキング」などの手法により、全体の毛を整えることをいいます。

 

例えば、テリア系の毛が硬い犬種では、毛を抜く「プラッキング」というトリミング手法が一般的ですが、プラッキングをするには、専用のトリミングナイフを使って、少しずつ毛を抜いていき、柔らかい毛から、硬い毛を作っていきます。

 

必要な道具を揃えたり、専門的な技術が必要なことも多いので、トリミングサロンを利用して、美しく仕上げてもらうのもよいでしょう。

 

そもそも、トリミングをする目的というのは、毛並みを美しく整えて、美しく見せることと同時に、いらなくなった毛を取り除くことによって、新陳代謝を促進させ、体を清潔に保つことも目的とされています。

 

換毛期に毛が生え換わるダブルコートの犬種であれば、いらなくなったアンダーコートを、取り除いてあげる必要がありますし、トイプードルなど、毛が生え換わらず、毛が伸び続けてしまう、シングルコートの犬種であれば、定期的なカットが必要です。

 

自宅でトリミングをする際には、どのようなものが必要なのでしょうか。

 

まず、どの犬種にも利用できるブラシとして、「ピンブラシ」が挙げられます。

 

日常のブラッシング用に1本持っているとよいでしょう。

 

また、「スリッカーブラシ」と呼ばれる、針金でできたブラシは、ダブルコートの犬種の、アンダーコートを取り除いたり、濡れて、ブラシが通りにくい毛をブラッシングするときに、とても便利なブラシです。

 

「コーム」と呼ばれる櫛は、形状もいろいろあり、毛の質にあわせて使い分けることができ、トリミングサロンでは、仕上げの際に使うことが多いようです。

 

そのほかには、ハサミやストリッピング用のナイフ、バリカン、アンダーコートの多い犬種用の、アンダーコートを取り除くブラシなど、犬の毛の質にあわせて、揃えるとよいでしょう。

 

 

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