小型犬 飼い方

犬種別の飼い方記事一覧

トイプードルはジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、愛玩犬に分類されています。元々、ヨーロッパ全土で見られたのですが、特にフランスで人気が高かったため「フレンチ・プードル」とも呼ばれています。プードルは大きさによって、「トイ」「ミニチュア」「ミディアム」「スタンダード」に分類されており、体高は24〜28cmとプードルの中でも一番小さいのが、トイプードルです。ブリティッシュ・コロンビア大学のスタ...

柴犬は、昭和11年に国の天然記念物にしてされた、日本犬です。ジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、家庭犬に分類されており、オス犬は39.5cm、メス犬は36.5cmの上下各1.5cmまでが理想体高とされており、国の天然記念物に指定された日本犬種のうち、唯一の小型犬種です。柴犬の起源は古く、縄文時代にまで遡ることができ、人間と狩りをし、人間と一緒に埋葬されている柴犬もいるなど、古くから日本人と共...

チワワは、ジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、愛玩犬に分類されています。また、世界で公認されている純血種の中で、最も小さいサイズの犬です。原産地はメキシコで、メキシコ国内で最大の面積を誇る、チワワ州あたりの地域で生息していたと考えられています。北アメリカでは、古くアステカ文明時代から飼われており、19世紀半ばになって、アメリカで品種改良が進められ、ロングコートが改良されるなど、今のチワワの姿...

ダックスフンドはジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、「ダックスフンド」として分類されています。ドイツが原産の犬種で、ドイツ語でアナグマを表す「ダックス」と、犬を表す「フント」の2語があわさり、「ダックスフンド」となりました。文字通り、穴に隠れるアナグマを追って、勇猛果敢に穴に入って行く、「アナグマ犬」なため、胴長短足というユニークなスタイルをしています。ダックスフンドには、胸囲が35cmを超...

ポメラニアンは、ジャパンケネルクラブ(JKC)の分類によれば、「原始的な犬・スピッツ」に分類されます。ポメラニアンとは、ポーランド北西部からドイツ北東部にまたがるポメラニア地方にちなんで名づけられ、スピッツ系のほかの犬種と同じく、サモエドが祖先といわれています。JKCにおいては、体高は20cm(±2cm)、1.8〜2.3sが理想とされている、小さな犬種です。これは、19世紀にイギリスのヴィクトリア...

「ヨーキー」の愛称で親しまれている、ヨークシャテリアは、ジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、テリアに分類される犬種です。19世紀中ごろに、イギリスのヨークシャ地方の工業地帯の家屋で、ネズミ捕りのために作られた狩猟犬です。JKCの規定では体重は3.1sまでとされていますが、比較的新しい犬種で、現在の姿に固定されるまでに、様々な犬種が交配に使われたため、大きな個体になるケースも多く見受けられます...

パピヨンはジャパンケネルクラブ(JKC)の分類では、愛玩犬に分類される犬種です。パピヨンとはフランス語で「蝶」という意味で、耳が蝶が羽を開いた時の形に似ているので、名づけられました。原種はスペインのトイ・スパニエルといわれ、ルイ14世が溺愛し、たくさんのパピヨンを輸入したといわれ、その後、フランス王朝に名を残す、ルイ15世の妾として有名なポンパドゥール夫人や、ルイ16世の王妃として名高いマリー・ア...

シーズーはチベット原産のラサ・アプソと、何百年にも渡り、中国の宮廷で飼育され、門外不出とされてきたペキニーズとを交配させて作出した犬種で、ジャパンケネルクラブ(JKC)によれば、愛玩犬に分類されています。JKCの規定では、体高は26.7cmを超えてはならず、理想体重は4.5〜7.3sとされています。寒い地域が原産のラサ・アプソは、豊富な毛量を誇るダブルコートなため、その血脈を受け継ぐシーズーも毛量...

フレンチブルドッグは、ジャパンケネルクラブ(JKC)によれば、愛玩犬に分類される犬種です。19世紀の終わりに、パリの下町のブリーダーがブルドッグを元に、マスティフなどと交配させて作出し、パリの市場や肉屋などで、飼われていたものが、徐々に上流社会へと拡がっていったといわれています。独特なガッチリとした体型で、JKCによる理想体重は8〜14sと幅が広く、アメリカが原産のボストン・テリアとよく似ています...

マルチーズはジャパンケネルクラブ(JKC)によれば、愛玩犬に分類される犬種です。歴史はとても古く、紀元前1500年ごろにフェニキア人が、地中海のマルタ島に持ちこみ、愛玩犬としていたといわれています。JKCでは、牡牝共に3.2s以下で、2.5sが理想とされており、その大きさと飼いやすさから、日本では1968年から16年に渡り、登録犬数のトップでした。シングルコートの被毛はまっすぐに伸びる、純白のシル...

ミニチュアシュナウザーは、ジャパンケネルクラブ(JKC)によれば、使役犬に分類される犬種です。原産国はドイツで、農場のねずみを捕まえるために、スタンダード・シュナウザーに似た小型な犬種として、小柄なスタンダード・シュナウザーやアーフェン・ピンシャー、プードルなどを交配させ、作出されました。アメリカではテリアグループに含まれていますが、原産国がイギリスのテリア系の血統は含まれていません。JKCでは、...

ウェルシュ・コーギーはジャパンケネルクラブ(JKC)では、牧羊犬・牧畜犬に分類される犬種です。コーギーと呼ばれる犬種には、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークと、ウェルシュ・コーギー・カーディガンの2種類がいます。両者は胴長短足でとてもよく似ており、コーギーに詳しくないと、見分けが難しい場合が多いようです。大きな違いは、カーディガンの方が骨格が大きく、尻尾が生えており、ペンブロークには尻尾がないか、...

パグはジャパンケネルクラブ(JKC)では、愛玩犬に分類される犬種です。紀元前400年には中国に存在した古い犬種で、パグという名前は、頭がにぎりこぶしの形に似ているため、ラテン語の「握りこぶし」を意味する、「パグナス」からきているといわれていますが、これにはほかにも諸説あるようです。1600年代末ころに、オランダにもたらされ、ヨーロッパへと人気が広がり、上流階級を中心に愛好されるようになりました。ス...

ビーグルは、ジャパンケネルクラブ(JKC)では、嗅覚ハウンドに分類される犬種です。原産国はイギリスですが、ビーグル系統の歴史は古く、紀元前のギリシアまで遡ることができるといわれ、ウサギ狩りに使われていたハウンド犬が、祖先だといわれています。かつては、ポケットサイズの小さなビーグルや、今よりずっと大きなビーグルなど、いろいろなサイズのビーグルが存在したといわれています。現在では、JKCによる理想体高...

ペキニーズは、ジャパンケネルクラブ(JKC)では、愛玩犬に分類される犬種です。中国の宮廷において長らく、門外不出の犬種として、歴代皇帝たちの愛玩犬として、愛されてきました。祖先犬はチベット仏教の聖都ラサ市が原産のラサ・アプソといわれ、ダライ・ラマは歴代の中国皇帝に、ラサ・アプソを献上する習慣があったといわれています。ペキニーズとラサ・アプソとの交配によって誕生したのが、現在のシーズーであり、ペキニ...