小型犬が大人気!
やはり、住宅事情が変わり、都心部では庭付きの戸建てが減り、集合住宅が増えてきたことが理由だと考えられます。
集合住宅の規約で、小型犬までしか飼えなかったり、部屋が狭いので小型犬しか飼えないなど、飼う犬を選択する際に、小型犬から選ばざるを得ない場合も多いようです。
また、現在の日本では、子どもの数より犬の数の方が多いといわれており、犬を人間の子どものようにかわいがる人が増えてきたようです。
小型犬のほとんどは、室内飼育ができるように改良されてきているので、室内において、人間と同じに、人間のように暮らすことが犬にも求められてきているようです。
小型犬とは、概ね体重が10sくらいまでの犬のことを指します。
しかし、小型犬といっても、いろいろな種類の犬種がいます。
体重が3sもない世界最小犬種のチワワから、中型犬に近い大きさの犬種、元々、愛玩犬だったので、あまり運動させる必要がない犬種もいれば、しっかり運動をさせないと、パワーが有り余ってしまう犬種など、本当に様々です。
犬の性格でよく、「大きくなればなるほど、おっとりして、小さくなればなるほど、神経質になる」といわれることがあります。
一般的に、大型犬よりも小型犬の方が、飼い主への依存が高いため、留守番をさせると不安になって無駄吠えをしたり、分離不安などの心疾患を起こしやすいといわれています。
小型犬の方が狭い住宅でも室内飼育はしやすいですが、しつけの面においては、必ずしも飼いやすいとは限らず、おっとりしている大型犬が、部屋でのんびり寝ていてくれた方がラクだった…ということもあるようです。
自分にとっての「飼いやすさ」とはなにか、犬種選びの際には、よく考えてみる必要があります。
また小型犬は、小型犬特有の病気があります。
膝蓋骨脱臼、気管虚脱、椎間板ヘルニア、心臓弁膜症などが代表的です。
大型犬なら心配ないような段差でも、小型犬にとっては、体に大きな負担を与える場合があるので、日々の生活でも心配りも大切です。
だからこそ、まずは飼い方を知り、そしてしっかりとしつけをして欲しいと思っています。
私がペットショップ勤務だからこそ教えられる知識も多々ありますので、ぜひこのサイトを参考にして頂けると嬉しく思います。