チワワ 飼い方

チワワは、ジャパンケネルクラブ（ＪＫＣ）の分類では、愛玩犬に分類されています。

また、世界で公認されている純血種の中で、最も小さいサイズの犬です。

原産地はメキシコで、メキシコ国内で最大の面積を誇る、チワワ州あたりの地域で生息していたと考えられています。

北アメリカでは、古くアステカ文明時代から飼われており、１９世紀半ばになって、アメリカで品種改良が進められ、ロングコートが改良されるなど、今のチワワの姿になりました。

多くの国では、ショードックとしてのチワワの規定は、「体重６ポンド（約２．７�s）以上は失格」とされており、ＪＫＣにおいては、１．５〜３�sの間とされています。

しかし、一般家庭で飼われているチワワでは、３�sを超える、大きめのチワワも多く、骨格や肉づきから判断して適正体重であれば、飼育上はまったく問題ありません。

また、現在の日本では、トイプードルでもティーカッププードルが人気があるように、チワワにおいても小型のチワワが人気があるため、ＪＫＣの規定以上に小さいサイズのチワワも、よく目にするようになりました。

発育不全や身体に異常がないか、購入する前に確認が必要です。

毛のカラーはマール・カラー以外であれば、すべての色調及び組み合わせが認められており、短毛のスムースコートと、長毛のロングコートが存在します。

スカルは丸みを帯びたアップル・ヘッドで、大きな瞳が特徴です。

日本の家庭でも飼いやすいサイズで、室内のみでの飼育も可能なため、一人暮らしの女性にも人気がありますが、子犬のころから甘やかして飼育すると、飼い主への依存心が高くなり、留守をさせている間中、些細な物音に反応して吠え続けていたり、夜鳴きをしたり、また、すれ違う人や犬に対して吠えかかるなど、集合住宅での飼育が難しくなる場合があるので、最低限のしつけは必要です。

チワワは比較的暑さに強いですが、逆に寒さには弱いので、寒さに震えているようであれば、外出時は洋服を着せた方がいいでしょう。

体が小さく、骨格も華奢なため、怪我なども含めて、健康管理には注意をするようにしましょう。