一人暮らしで小型犬を飼う注意点
一人暮らしで犬を飼う人が増えています。
一人暮らしで寂しいときに、愛くるしい犬がそばにいてくれると、それだけで心が和み、生きていく気力にさえなります。
犬は家族のような存在なってくれるでしょう。
しかし、一人暮らしで犬を飼う場合には注意が必要です。
まず、一人暮らしの生活を支えるために、多くの場合は仕事をすることになりますが、そうなれば、家を空ける時間が長くなる場合があります。
その間、犬には一人で留守番をさせることになり、寂しい思いをさせてしまいます。
出かけている時間が長ければ、犬の食事や排せつについても、心配に思うことも出て来ますし、分離不安などで無駄吠えや夜鳴きをして、まわり近所に迷惑をかけないようにしなければなりません。
また、仕事での出張や旅行、自分自身が病気で入院するなど、長時間を家を空けることになった場合には、動物病院やペットホテル、親戚や友人の家に犬を預けなければなりません。
安心して犬を預かってくれる先についても、日ごろから考えなければなりません。
さらに、万が一、犬が病気になれば、病院へ連れて行かなければなりません。
仕事を休んだり、仕事の合間をに病院に連れて行かなくてはなりませんし、動物病院は自由診療のため、重病の場合は莫大な診療費がかかる場合があります。
金銭的にあまり余裕のない場合は、満足な治療をさせることも難しくなりますし、仕事をしながら自宅で介護をすることは、大変なことです。
そして、自分になにかあったときには、犬の面倒を見てくれる先についても考えておかなくてはなりません。
両親や兄弟、友人が見てくれればよいですが、それぞれに家庭があり、難しい場合もあります。
そうなると最悪の場合、犬は保健所に行くことになってしまいます。
自分が溺愛していた犬が、そんなことになってしまったら、大変悲しいことです。
動物を飼うということは、命の責任を背負うということです。
そのことをしっかり考えた上で、犬を飼うようにしましょう。
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