小型犬 飼い方

しつけ方法記事一覧

犬を飼い始めたら、まず最初に教えなくてはならないのは、トイレについてです。野性の犬であれば好きなときに、好きな場所で排泄してもよいのでしょうが、人間社会で飼われる犬は、飼い主が提供する環境の中で、飼い主が決めたルールにあわせて、生活していかなければなりません。その中で一番大切なのは、トイレについてでしょう。家の中でいつでも好きなときに、好きな場所でさせるわけにはいかないので、どこでなら排泄していい...

犬の社会化とは、どういったことを指すのでしょうか。犬は母親から離乳する3〜4カ月ころになると、自分だけでも生きていけるように、社会に適応して行く時期に入ります。これを「社会化」と呼んでいます。しかしながら、人間社会で飼われる犬にとっては、ちょっと特殊なルールを身につける必要があります。本来、犬という動物として生まれたならば、心も体も、犬社会の中で生きて行くようにできています。しかしながら、人間社会...

犬を飼う上で、「ハウストレーニング」は重要です。犬だけで留守番をすることが多い家庭なら、なおさらですが、いつも誰かしらが、家の中にいるような家庭であっても、冠婚葬祭など、犬だけで留守番をさせなければならないシチュエーションが訪れる場合もあります。また、急な来客があったり、犬をペットホテルに預ける必要があったり、災害時の避難などに備える意味でも、子犬のうちから、しっかり「ハウストレーニング」をしてお...

犬のしつけで大事なものの一つに、「呼び戻し」です。「呼び戻し」とは、飼い主が犬に「おいで」と呼んだら、犬がすぐに飼い主の元に戻ってくることをいいます。きっと、この「呼び戻し」については、犬を飼っている飼い主の多くが、是非、自分の犬に身につけさせたいと思っていることでしょう。子犬のうちに「呼び戻し」をできるように、きちんとしつけておくと、犬との生活がとてもラクになります。例えば、万が一、首輪や胴輪が...

子犬を迎えると誰もが経験するのが、「甘噛み」です。まだ、意思疎通のできない子犬が、あまりにも激しく噛むので、「噛み癖がある犬になってしまうのでは」と、不安に感じることがあると思います。本来、子犬は犬の群れの中で育ちます。母犬がそばにいて、兄弟たちと仲良く遊びながら、育って行くので、兄弟同士での遊びがエスカレートして、噛み過ぎてしまえば、「きゃん!(痛い)」と叫び声をあげられ、噛んだ方の子犬も噛み過...

犬を飼いはじめて、思いがけず悩まされるのが、無駄吠えです。特にしつけをしなくても、まったく無駄吠えしない犬もいれば、留守番をさせれば、その間ずっと吠え続け、夜になれば夜鳴きをし…と、飼い主が困り果てるほど、無駄吠えをする犬もいます。こればかりは、飼ってみるまではわからないものです。盗み食いや拾い食い、部屋の中でのイタズラなどは、飼い主や犬自身の問題で、誰かに迷惑をかけるわけではありませんが、犬の無...

犬の散歩には「リーダーウォーク」という歩き方があります。これはリードを少し緩ませた程度にして、飼い主主導で歩く散歩の仕方です。犬自由に歩かせると、あちこちニオイを嗅ぎまくったり、オス犬であれば、所構わずマーキングしたり、人や犬、自転車がすれ違うときに突然、飛びかかったりなど、好き勝手な行動を取ってしまう犬も多いでしょう。そういう犬に対して、散歩の仕方を教えるのに「リーダーウォーク」を大変有効です。...

犬のしつけには、いろいろな方法があります。一昔前のしつけのやり方は、「悪いことをしたら、厳しく叱る」というもので、ぶったり、叩いたり、蹴ったりなどは、当たり前というものが主流でした。しかし、現在では、犬のしつけについても研究が進み、調教師やドッグトレーナーなどの専門家に、直接しつけてもらうだけでなく、犬の社会性を育むための「犬のようちえん」も多く見られるようになりました。そういった中で、現在の犬の...

犬を叱るときには、その現場を目撃した場合にすぐに、「ダメ!」「ダメじゃない!」など、低い大きめの声で叱るようにしましょう。犬は現行犯以外で叱られても、いつのどのことについて叱られているのかが、理解できないため、「飼い主さん、なんで怒っているんだろう?」と、不安感だけをいただいてしまいます。犬の叱り方も、いろいろな方法があります。例えば、一昔前までは、大きな声で怒鳴りつけたり、ぶったり、叩いたり、蹴...

犬に絶対にさせてはいけないのは、「拾い食い」です。犬を散歩させるのであれば、拾い食いについては、絶対にさせないようにしましょう。道路や草むらにはどこから飛んできたかわからないものも、たくさん落ちています。犬は本能的ににおいを嗅ぎに行き、簡単に口の中へと入れてしまいます。それがた人間が落としたような、食べられる食べものであれば、さほど問題はありませんが、動物を虐待するためにわざと、毒物を置いて行く人...

犬の「食事のしつけ」とは、飼い主の「待て!」の指示で待つことができ、「よし!」の声で食べだすことができるというものです。これを子犬のうちからしっかりを教えておくと、道に落ちているものを拾い食いしそうになったときに、「待て!」の声で、ピタッとやめさせることができるので、大変有効です。食事を用意したら、犬に「待て!」「よし!」を必ずさせます。「待て!」「よし!」の意味を理解するようになったら、今度はそ...

我が家ではずっと犬を飼っていますが、先代犬は15年生きた中で、一度も唸ったことはありませんが、今、飼っている犬は、2カ月の子犬で我が家に来た日から、唸っていました。やはり、犬にも元々の性格があるのだということを、実感した瞬間でした。この「唸る」という行動は、犬の威嚇行動です。自分にとって気に入らないことをされたり、されそうになったときに、「う〜」っ低い声で唸り声をあげて、やめさせようとします。唸る...

犬は飼い主の顔をよく舐めます。顔を離しても、そむけても、一生懸命に舐めようとします。これは、子犬が母犬に対して甘えたり、「お腹がすいたよ!」と、ねだるときにするものなので、子犬が飼い主に対しても舐めようとするのであれば、飼い主に甘えている証拠です。飼い主の顔を一生懸命舐めようとする犬は、飼い主に対して服従している証拠で、逆に、飼い主の顔を舐めようともせずに、顔をそむける犬は、飼い主と犬とで立場が逆...

先日、愛犬との散歩の途中に、首輪がすっぽりと抜けてしまった、アフガンハウンドに遭遇しました。当初、そのアフガンハウンドは自分が首輪が抜けていることに、気づいていなかったのですが、連れていた飼い主が気づいて、パニックを起こし、絶叫してしまったため、アフガンハウンドは自分が自由の身であることに気づき、逃げ出してしまいました。アフガンハウンドが本気で走りだしたら、到底追いつけるものではありません。さらに...

子犬を飼い始めたら、基本訓練をするようにしましょう。警察犬や盲導犬になるのとは違い、小型犬で、ペットとして生きて行くのであれば、最低限の基本訓練さえマスターしていれば十分です。「褒めて伸ばす」を目標に、頑張って教えていきましょう。最低限必要な基本訓練とはなにか、考えてみたいと思います。まず、犬の基本の「おすわり」です。おすわりすれば、落ち着いて飼い主の指示に集中できますし、興奮している犬も、おすわ...

犬を飼い始めたら、犬をいろいろな遊びをしてみたいものです。どういう遊びをしてあげたら、犬は喜ぶのでしょうか。また、どういう遊びをしてあげると、社会性を身につけることができるのでしょうか。まず、おもちゃ選びから見て行きたいと思います。犬はなんでも口にくわえたがり、舐めたがろうとします。犬が口にくわえても部品が外れて、犬が飲みこんでしまうことのないように、丈夫にできたおもちゃを選ぶようにしましょう。ま...

犬にも性格があり、物事に動じない堂々とした性格の犬もいれば、些細な音や動きにも不安を覚えて、怯えている犬もいます。これは持って生まれた性格もありますが、多くは後天的な環境によって、形成された性格によるものです。人間でも高所恐怖症の人は、高いタワーやビルなどの高層に行くと、足がすくんで怯えてしまいますが、まったくなんともない人は、平気で下を覗き込んでいたりします。これは高所恐怖症の人は、「もしかして...

自分やほかの犬の排泄物、いわゆるウンチを食べてしまう「食糞」をする犬がいます。我が家ではずっと犬を飼っていますが、食糞をする犬はいなかったので、あえて、食糞をしないようにしつけはをすることもありませんでした。しかしながら、ペットショップに子犬を見に行くと、排泄したばかりのウンチを、見事に全部食べてしまう子犬の姿をしばしば、目撃します。子犬の食糞は、落ちているもの、気になるものは口に入れてみてしまう...

自分のおしっこを飲んでしまう「飲尿」をする犬がいます。人間でも糖尿病になると、甘いおしっこが出るように、犬も尿に糖や蛋白質が出る場合があります。犬の場合、嗅覚が優れているため、敏感に反応し、舐めてしまったり、飲んでしまうことがあるようです。尿に糖や蛋白質が出ている場合、何らかの病気も考えられるので、尿検査ができる程度に採取し、早めに動物病院で検査してもらいましょう。犬の中には食べられるものでなくて...